お客様に同行してある会に参加したことがある。アルコール依存症を克服するための会だ。一人が体験談をシェアし、その後、医師の先生からの説明。その後参加者全員の体験談のシェアがある。
先生も一切否定をすることはなく、そういう事例が多くあることや、アルコールが起こす悲劇を説明してくれていた。参加者の皆さんが話す内容は重かったが、どちらかというと皆、正直に自己開示をし、依存症の克服へ向けて明るい雰囲気だった。
最初の話から、アルコール依存にて、その場にいる皆が知っている仲間が自死したとの重い話だった。話を聞くには、家族と共にアルコール克服のため頑張っていたようだ。しかし、ある人から突き放されたことで、コンビニでアルコールを大量に購入し、そのまま海に入ったという。
依存症には、根本原因があると思った。アルコールを減らす事はできても、根本原因が解決しなければ、いつ、またアルコールに手を出すかわからないようだ。
参加者の一人が家族と一緒に来ていた。
その方はまだ若い方だったが、散々親に迷惑をかけてきて、甘えてはいけない。早く自立しなければいけない。親の愛も永遠ではない。と語った。
その後親御さんが、息子はそう言ったが、親の愛は永遠だと力強く泣きながら語った。泣いた。
一方で、病気はそれまでの人生の積み重ねで治すことは簡単な事じゃないことを知った。
体と心の健康、体は食べるもので出来ている。と散々母親から言い聞かされている。心だってそう思う。体を鍛えることも大切だ。動けなくなるとますます動けなくなる。心まで蝕む。
参加してよかった。病気も人生の選択の積み重ねの結果だった。
宮村和哉




