今日はデイサービスの事業所の人がやって来た。雑談をしていると、亡くなった父が最後にお世話になった老人ホームの関連事業所だと分かった。ご縁だと思った。
普段家にこもりっきりの母(80代)が、足腰を鍛えるためと、定期的に外に出る習慣を持つために動き始めた「デイサービス利用大作戦」も、いよいよ大詰め。この日の協議で、3月から週1回通うことが決まった。2月中からでも利用できると言われたが、「心の準備をしたい」と、そこは根が小心者の母。それでも、「最近転ぶことが増えたので、しっかり歩けるようになりたい」と自ら意気込みを表明するあたり、趣旨をきちんと理解し、また前向きな姿勢が感じられて安心した。
同席したケアマネジャーさんからは「目標を立てましょう」との提案。「1年後にどんな状態になっていたいですか?」と問われ、「ふらつかずに、できれば杖を使わずに歩くこと」。ただ何となくデイサービスに通うのも悪くないが、最初に、「何のために行くのか」という目的を、私を含め母に関わるみんなで、明確にできたのは良かった。あとで思いついたが、「お墓に自力で歩いて参ること」というのを今度目標に追加してもらおう。前回お墓の手前で転んじゃったから。お墓は彼女の心の拠り所でもある。
面談の最後に、母から「私が将来自宅での生活が難しくなったときは、施設に入ろうと思っています。そんなことも相談できますか?」との質問。ケアマネジャーさんたちは「もちろんです。心配や不安は一人で抱え込まずに、いつでも相談して」と答えていた。私も「それ20年後の話でしょ?」というと母も大笑いしていた。一人で暮らしている母に関わる人を増やすこと。私にとって、母のデイサービス利用の、最大の目的も、うまく回り始めた。(山下)


