タンネギ。居酒屋のメニューではない。「担(タン)当者を労う(ネギらう)会」。略して、「タンネギ」である。
あかりテラスでは、依頼を受けた案件ごとに、担当者を決めて、事務処理を行っている。あかりテラスは、相続手続きが専門だが、案件の中には、相続人の人数が数十人もいて、全員と連絡を取るのが大変だったり、または、相続人となかなか連絡が取れずに、遺産分けの協議が長引いたりなど、さまざまな理由で、手続きが長期化するものもある。
仕事とはいえ、そうした難しい案件を引き受けることは、担当者もかなりの根気を要する。精神的な負担も大きい。タンネギは、長期に及んだ案件が終了した際に、その担当者を慰労するために企画された飲み会で、不定期に開催されている。それも「私をねぎらってくれ!」と自己申告制にしているのもユニークなところ。
今回は2人の担当者をねぎらった。両方とも、3年に及ぶ案件が最近完了した。そのうち、1人の案件では、相続人の一人と連絡が取れずに協議が進まず、相続対象の不動産がずっとほったらかしの状態となっていた。担当者は、その間、だれに頼まれたわけでもなく、不動産の草取りをボランティアで行っていた。
また、こうした長期化する案件では、その解決のために、普段の手続きでは出てこないような、裁判の判例や実務の先例を詳しく調査することが多い。その知識やノウハウは担当者を成長させるだけでなく、それをシェアし合うことで、事務所全体の経験値が上がり、「相続専門」の看板に一段と磨きがかかっていく。
何より、スタッフが一堂に介して、食べて飲んで、わいわい談笑するのは楽しい。今どき、飲みニケーションは好まれないようだが、普段事務所の中ではしづらいバカ話をして、それが、スタッフみんなの明日の活力になることを願っている。(山下)

