今日はケアマネさん向けの研修会で、相続漫才。研修会とはいえ、決して難しい話はしない。笑いながら、だいじなことを知ってもらうのが信条。
ありがたいことに、こうした研修会や講座に、たくさん呼んでいただく。テーマやネタはいろいろあるが、伝える内容の「肝」は、ただ一つ。「準備の大切さ」である。
私の専門は、相続、終活。この分野で、よく相談を受けるのが、「相続でもめてしまったがどうしよう」の類。だから、そうならないように、今からできることを知り、その中で、できることからちょっとずつでも準備を始めていきましょう、ということを伝えている。
この日の研修会に来ていたケアマネさんたちは、高齢者と接する機会が多い。日々、高齢者に寄り添って、日常生活を円滑に営むことができるように考えて、対応している。高齢者と関わる中で、きっと財産のこと、相続のことで悩んでいる人たちもいるはず。そんなときに思い出してほしいことを伝えた。
遺言書は意外と簡単に作れること、法務局で預かってもらえること、相続は少ない方がもめること、などなど。質問もたくさん出て、参加者全体の理解も深めることができたと思う。アンケートでは「うちは相続は関係ないと思っていたが、相続のことが気になってきた」との感想もあった。
相続に限らず、「準備」していると、後々の困りごとを減らすことができる。できることから少しずつ。でも、「うちは将来どんな困りごとが起きるだろう」と分からないこともある。そんなときは、専門家に相談しよう。相談の意味は、「今気がついていない課題に気がつくこと」。それが分かるだけでも、気持ちが落ち着くと思う。(山下)

